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2025.02.04
糸島ライフ
ミャンマー料理紹介
今後も長く一緒に働くうえで、お互いの異なる文化や価値観を理解し、歩みよる姿勢を忘れないようにしたいものです。そこで今回は、いつもと趣向を変えて、ミャンマーの食文化をご紹介したいと思います。
今回、料理を紹介してくれたのは、6病棟に勤務している男性スタッフ。料理の腕前は他のミャンマー人スタッフのお墨付きで、調理を依頼されることもしばしばあるそうです。今回はミャンマーで一般的に食されている料理を、現地の食材も使って調理していただきました。
ここからは写真とともにご紹介致します。
ミャンマーの家庭ではおかずを並べて、それぞれがご飯にのせて食べるスタイルです。
ラペットゥ:発酵したお茶の葉を使ったサラダです。酸味、辛味、甘み、豆類の香ばしさのバランスがよく、箸がとまらなくなりました。
ペンプエンチョー:カレー味です。スープにしても美味しそうな日本人好みの味です。
ペーピュー:豆料理。ベースはカレー味ですが、かすかに独特の香辛料の味がします。
ミャンマーの唐揚げ:塩と砂糖で味付けされ、油でしっかり揚げてあります。焼き鳥屋の手羽先のような味で美味しいです。
唐辛子サードン:ふりかけです。ご飯に少量のせていただきましたが、後から大量の汗が噴き出しました。
コーヒー:甘さの中にもカカオ特有のビターな味がしっかり主張しています
手慣れた手つきで、次々と料理を作ってくれました
今回は日本人の口に合うよう、辛さ控えめに味付けをしてくれました。福岡にはミャンマー料理店はまだまだ少なく、本場のミャンマー料理を口にする機会は少ないと思いますが、どの料理も旨味や辛味がしっかりしていて、癖になる美味しさです。ちなみに、ミャンマーでは幼いころから辛い料理を食べるのだとか。それでも、なかには辛い物が苦手な人もいると聞きましたが、それは日本人の「苦手」とは少しレベルが違うように感じます。
また、食べ方にも特徴があり、麺以外は箸を使うことはほとんど無く、右手やスプーンを使って食べます。日本のようにお皿を持ち上げて食べることはマナー違反となるそうです。
料理はレシピではなく、母親が調理しているところを見て覚えるのだそうです。今回、調理を担当してくれたスタッフも、日本に来てから家庭でご飯を作ってくれていた様子を思い起こしながら料理を始めました。こうして各家庭の味が後の世代へと受け継がれていくのでしょうね。
数々のミャンマー料理、いかがでしたでしょうか。いまではインターネット上で簡単にレシピを見つけられるので、私もミャンマー料理作りにチャレンジしたくなりました。
今後も、特別企画として一緒に働くスタッフの文化を随時ご紹介していきたいと思います。どうぞお楽しみに。(M.M)