川添記念病院便り第60号(3-4ページ)(PDFファイルが開きます)
川添記念病院便りが出来ました。
昨年は新型コロナウイルス感染の流行に伴い、何もかもが非日常でした。
まず、多くの亡くなられた方にお悔やみ申し上げます。
種々の後遺症に悩まされている方は、大変な生活を送られていることと思います。
経済の停滞も世界中の問題となり、医療や福祉の分野も大きな打撃を受けました。
ガラスのように張り詰めた緊張感が毎日続いています。
何か少し明るい話題を書くことも非常に憚られ、
このサイトも昨年は更新がほとんど行なわれませんでした。
また、患者様の面会にも条件や制限が付き、ご迷惑をおかけしました。
それまで患者様やご家族様で賑わっていた雰囲気が、とても大切だったことを痛感致します。
当たり前と思っていたことが失われるのは本当に辛いことですね。
ワクチンに期待が寄せられますが、世界規模のパンデミックを収束させるまでに時間がかかると思われます。
現在、社会の在り方の大きな変容も目の当たりにしています。
こういうことを機に医学的、工学的技術が一歩前に進むことも期待します。
新型コロナウイルスの感染者数、死亡者数が少しでも減少することを願います。
2021年は2020年よりも良い年になりますよう、お祈り申し上げます。